あとりえ庵

≫ EDIT

『古建築と仏像  探訪講座』

ことのほか寒い日でした~。今日は、建築家協会11月例会で、東寺と千本釈迦堂を訪ねます。

京都、といえばこの五重の塔はランドマークであり、象徴ですね。木造建築としては日本一の高さを誇るこの塔は、今日も端正な姿を見せていました。


東寺ではこの五重の塔の他、金堂、講堂にて、仏像の講義を受けました。講堂の須弥壇には、立体曼荼羅として、大日如来を中心としてなんと21尊の仏像が安置されています。それぞれの仏様の役割、その容姿、表情を眺めていると、なんだか自分の存在がなんと小さなものかと……立ちつくしてしまいました。
さて、次の見学地へ向かいます。時折、雨がぱらつき、半端なく寒い京都。
  
上七軒近くの千本釈迦堂へ。応仁の乱にも戦火を逃れて残り、京都市内最古の仏堂建築物です。釈迦堂は国宝、快慶、定慶による仏像もさることながら、おかめ( 阿亀) さんの話が有名です。
阿亀さんは、本堂建築の棟梁であった大工の妻。寄進された大切な柱の寸法を短く切ってしまった夫に、枡組で補えば良いのでは、と助言したのことです。夫である大工はこの助言で事無きを得て、無事に上棟をむかえることができた、と。
今日でも上棟式には、お福さんの面をつけた御幣を飾るのはここからきているのですね。

そして霊宝殿に安置された六観音( 定慶作、重要文化財) 、その端正で上品な姿に感動。指先までひじょうに繊細な彫刻です。

中でも、如意輪観音坐像の柔和な表情に魅入られてしまいました。広隆寺の弥勒菩薩が大好きで何度か訪れていますが、この観音様も大好きになりそう……。

奥の深い仏像の講座、まだまだ分からない事ばかりですが、とてもいいご縁をいただいたような一日でした。
スポンサーサイト

| 未分類 | 06:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

秋草鶉図の 風炉先屏風

もう30年近くも前のことですが、Nホームズの仕事をしていた頃に、モデルハウスに茶室をつくり、その障子の腰張りに紬の生地を貼ったことがあります。京都の呉服屋さんへ依頼して、琳派の酒井抱一の秋草鶉図を写したものを制作してもらいました。数年後、モデルハウスをクローズする折に、その生地を買い取り、手元に置いてあったものを、この度、風炉先屏風に仕立てました。

今日は、一緒にお茶のお稽古をしている友人達をお招きしてお披露目です。と言っても我が家には風炉や釜などのお道具はないので、お盆点てですが……。


モデルハウスの障子の腰張りに紬を貼るのは予算的には厳しいものがありましたが、どうしても実現させたいという私の熱意 (わがまま?)を京都の呉服屋さんが受け入れてくださり、当初、打ち合わせになかった刺繍まで施してくださいました。

桔梗と鶉に縫取りがあります。じっと眺めていても飽きないですね~。

さて、お昼ご飯は、明月記というお料理屋さんからお弁当を取りました。
  
ゴリ、鰤、かぶらずし、金時草のおしたし、すだれ麩など金沢の食材たっぷりのお弁当、きのこご飯も美味しかったです。( 私はかき卵汁を作っただけの手抜きですが、たまにはいいものです)
食後のフルーツは、シャインマスカット、ピオーネ、安芸クイーン、三種の葡萄の吹寄せです。全部、いただき物ですが、この季節にぴったり!

そして『紅葉』と名付けられたお菓子とお抹茶は、独服で……。延々とおしゃべりが続き、とっぷりと暗くなってお開き。
楽しい賑やかな秋の一日でした~!

| 未分類 | 08:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

京都国博、国宝展へ

今年の紅葉は例年より一週間ほど早いとのこと、折しも開かれている国宝展と重ねて訪ねようと、いそいそと京都へ出かけました。
まずは、国立博物館近くの養源院へ。茶々、初、江の三姉妹ゆかりのお寺です。石畳が敷き紅葉で真っ赤になった写真を見て、ワクワクしながら行ってみると……未だでした~。( 永観堂は真っ盛り、との情報でしたが)


たったの一本だけ、見事に紅葉した枝がありました~、ほんとにきれい!

ふと見ると、可愛い山茶花が……癒されますね。
  
さて、国立博物館  知新館へ。(谷口吉生設計です) 
大変な混雑ぶりが伝えられていましたが、チケット売り場も行列です。予めチケットを購入して行ったので、スイスイと入館できましたが……。

館内は、すごい人、人、人。まるで年末の錦市場のようです。
展示ケースの前は幾重もの人の列で一体何が展示されているのか、わかりません。  そこで、書跡、金工などはサラッとかわして、お目当のものに集中。
先ずは、燕子花図屏風 ( 尾形光琳)…… 数年前に根津美術館で見たことはありますが又京都で出会えるとは!

雪松図屏風 (円山応挙)は、初めてです。塗り残した白い雪の表現がすごい!枝にフワッと積もった様子が見事です。
 
そして、夜色楼台図 (与謝蕪村) 静かな雪の夜、家々にぽっと明かりがついて、なんともほっこりする風景でした。

大阪の東洋陶磁美術館蔵の、油滴天目茶碗。じっと見ると、星がいっぱいの宇宙に吸い込まれるような気持ちになりました。多少の偶然はあるにしても、どうしてこんな肌合いの陶器が生まれるのでしょう?   こんなお茶碗でいただくお抹茶の味は……想像もつきませんね。
  
この他、源氏物語絵巻 (竹河) も、雅な御簾や几帳が描かれていて、うっとり……。
気合を入れて出かけましたが、けっこう、人疲れしました。 どうしても見たいものを絞って見たのは、正解でした~。

| 未分類 | 11:57 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

大阪万博からもう、47年が経ちました

 万博公園、我が家から比較的近いので、年に数回は訪れます。四季折々の花を楽しんだり、日本庭園では、趣のあるお茶室でのんびりお抹茶をいただいたり……。
太陽の塔はいつも変わらぬ歓迎をしてくれます。(以前、撤去する案もあったらしいですが地元の反対で、今も健在です!)

今日は、『万博公園の森 探訪の会』に参加。この広大な公園が、万博の後、どのような経緯で再生されたのかを、実際に設計された造園家の吉村元男氏のお話を伺いながら巡ります。
1970年に開催された大阪万博、1971年にすべてのパビリオンは撤去され裸地になりました。そして、1972年、大蔵省からの要請で『万博の森 再生計画』が始まったそうです。
全くフラットな敷地に、植栽のための大掛かりな盛り土をし、水の流れをつくり、100万本近い苗木を植えたそうです。(盛り土に使われた土は、地下鉄を造るために掘り出した土や生駒山系の土だとか……)
全体を、密生林、疎生林、散開林に分け、それぞれの樹種を植え、池や流れを確保し、多様な生態系を守る基礎を作っていったとのこと。
そして今は……木漏れ日や池のきらめきが楽しめる森ができました。


時折、先生の話に耳を傾け……

森だけではなく、芝を張った広い原っぱの重要性も聞き、様々なシーンが展開される散策は飽きることなく続きます。

プラタナスの並木道は、日本ではないような景色です。

そして、人工の滝も見られました。

展望台から望む全体の風景、左側に『太陽の塔』がみられ、最近できた観覧車も見えます。この広い広い森が、わずか30年で第1期再生計画を終え、今は若返り伐採など再生中期に入っているそうです。

本当によく歩きました~。その後、万博公園からほど近い建築家の自邸に伺って、

吉村先生のお話が続きました。シャンパンとおしゃれなフィンガーフードで一息入れてお開き。

何気なく訪れていた万博公園  再生の話を聞き、「ヘェ~、そうだったの⁉️」と感嘆することしきり。有意義で楽しい晩秋の一日でした。

| 未分類 | 08:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ホノルルを発つ朝

あっという間のホノルル滞在でしたが、日本へ帰る朝、バルコニーに出るときれいな虹がかかっていました~。   

| 未分類 | 03:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT