あとりえ庵

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緑の中の『大山崎山荘美術館』

天王山の山腹、京都と大阪の境に建てられた英国式の建物は、加賀正太郎氏の別荘として大正末期に建てられたもの。
英国に遊学した加賀氏は、桂川をテムズ川に見立て、この地に別荘を計画したのだとか……。
その後、加賀氏の手を離れ、様々な所有者の手に。もう数十年前、会員制レストランであった時に、訪れたことがあります。水回りには、別注の窯変タイルが雰囲気を醸し出し、窓辺には手編みのレースが掛けられていました。その後、現在の美術館になるまでも、マンション建設の話などいろいろあったようです。
カフェになっているバルコニーからの景色は、とても気持ちの良いものですが、樹木が茂って、桂川はあまり見えませんね~。


その後、安藤忠雄氏設計による地下空間の展示室が増築されました。

庭から見た増築部分です。


午後でしたが睡蓮が少し咲いていて、

半夏生の葉が白くなっていました。梅雨明け頃に白くなると思っていましたが、少し早いですね。半夏生の頃には、タコを食べる風習があるのを思い出しました。
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| 未分類 | 15:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大山崎のシャビーなカフェ

梅雨の晴れ間の一日、次男の嫁のY ちゃんと大山崎山荘美術館へ出かけました。日に日に緑が濃くなり、この上なく爽やかさです。ちょうどランチタイムで、駅前のハーミットグリーンというカフェレストランへ。
天井を見上げると古い大きな梁や柱が白く塗装され、シャビーな感じ。あちこちに可愛いイラストが描かれて、まさに女性好みです。

新玉ねぎのクリーミーなスープ、生ハムとマッシュルームの前菜、オクラと山芋のサラダ……お洒落な器です。
  

ハンバーグの付け合わせはキッシュや野菜がたっぷりと。Yちゃんが注文したピザは、たっぷりの椎茸とチーズが香りよく……。
  
あちこちの壁や階段横に思わず見入ってしまうイラストが描かれていました。

楽しいお店で、お料理も思ったより美味しかったです。大山崎美術館を訪れる時は、またこのお店で!

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源氏物語の舞台を歩く  ー長谷寺ー

前日までの雨がすっかり上がり、文句なしの晴天になりました。今日は源氏物語の現地講座で、長谷寺へ……。以前にも訪れたことはありますが、源氏物語所縁の、とは知らずに、登廊の記憶しかありませんでした。

上中下の三廊に分かれた399段、青息吐息で登りました~。両脇の牡丹は既に花の時期を過ぎていましたが、あざやかな新緑が目に入り、時折の風が爽やか。

登廊も上から見ると結構、傾斜は急でした。
断崖絶壁に張り出した本堂、舞台から眺める景色は最高です。向こうの山の中にお伊勢参りの道が続くのだとか……。


ここ長谷寺詣も、源氏物語の数帖に描かれているほど古くから盛んに行われ、特に玉鬘の巻には、様々な様子が残されています。
玉鬘の母、夕顔の侍女であった右近との出会いのきっかけになったという謂れの二本の杉もありましたが、この杉もせいぜい樹齢数百年のもので、源氏物語の頃にはあるはずもなく………( 源氏物語自体がフィクションなので) ……でも悠久の昔に想いを馳せるのもなかなか楽しいものでした。
長谷寺には玉鬘のお墓もあると言われ、そこを本居宣長が訪れたとか。なんだか玉鬘が実在したような気分になってきました。又、じっくりと玉鬘の巻を読み直しましょう。


境内の紫陽花はまだこれから、でしたが、ここかしこに鉄線が咲いていました。



先生のお話を伺いながら、ちょっと不思議な気分の長谷寺詣りができ、帰りには草餅も買って、梅雨入り前の一日を楽しく過ごすことができました。

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京都の町歩き、続き。

さて、大満足のランチの後、楽美術館へ……。今日の町歩きのメンバー4人は、お茶のお稽古仲間でもあるので、お道具には興味あり!
当代で15代と続く楽家の美術館へ。初代長次郎からの見事な器をため息混じりで拝見しました。そして、今出川堀川通りの鶴屋吉信へ。
以前に、このお店に材を納めた銘木屋のご主人に連れて来ていただき、材木について色々と教えていただいたお店です。
客席の一角に茶席が作られています。壁の色の変化で年月を感じました~。


今日はカウンターの目の前で生菓子を作っていただいて、お薄と共にいただく、という始めての体験。

先ず、友人が選んだ「紫陽花」から。練り切りを細かい濾し器にかけ……、

爽やかな粒々にし、粒あんの周りに付けて、あっという間に紫陽花のできあがり。

透明の寒天を露のようにのせて完成…思わず拍手!

私が選んだのは、「落とし文」この季節、昆虫が巻いた葉っぱに卵をひそめて地に落とす、という行動をします。それが巻いた手紙( 文 )にも似ていて風流につながり、この季節の和菓子としてよく作られます。( 季語にもなっています)

微妙にねじれた葉の上に白い卵 ( 露とも言われる)が乗っていて、食べるのがもったいないほど可愛いです。

でも練り切りやコナシは直ぐにいただくのが一番美味しいとのことで 、これまた美味しいお薄と堪能させていただきました。この歳になってもまだまだ知らないことの多さに一同、納得。有意義な一日でした~。

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京都は 31、8度でした!


五月とは思えない陽気、今日は京都の町家見学です。綾小路新町通の杉本家、現在の建物は明治3年に建てられたもので、重要文化財指定を受けておられます。
大小四つの蔵のある杉本家、かなり大きな町家ですね~。奥のお座敷は、華美な造りではないものの吟味を重ねた材で仕上がっています。
今日は「ハレ」の日ではなく「ケ」の室礼になっているとのこと。

庭からの爽やかな風が部屋を通り抜け、外の暑さを忘れさせてくれました。暑い京都に暮らす知恵ですね。

坪庭に銅の水盤があり、その水が揺らいで、壁に見事な水影が映り込んでいました。キラキラと本当にきれい!
  
仏間の襖は、京唐紙で、「みる」の文様を置き上げで仕上げてありました。他にも、五三桐、茄子桐、菱紋などそれぞれの部屋にあった文様の襖が……。

ハレの日ではないにしろ、清々しいお花が活けてありました。しばし、ゆったりした気分で、ひと時を過ごせました。

さて、ランチは予約をしてあった『西島』へ。(二条通り河原町東入ル)

京都の友人お勧めのフレンチレストラン。落ち着いたカウンターのみのお店でした。
先ず、色鮮やかな野菜のテリーヌに感動!   しっかりと素材の味が生きていました。

続いて、ホタテのムースにコーンが入り、これまた野菜と共に……。

魚は鯛で、賀茂茄子の上に……上にオリーブとアンチョビのソースが。

小さなスープがでて、

お肉は胡麻味噌とポン酢、二種のタレでいただきます。

バゲットもいただきましたが、すこーしご飯と香の物が出て、

豆乳のムースやほうじ茶のアイスクリーム、フルーツのデザートで満足 満足!
同行の友人達もニコニコでした~。

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